– グランバレイが誇るレースアナリティックスが優勝へ導く-
グランバレイ株式会社(東京都千代田区、代表取締役:大谷 泰宏 以下、グランバレイ)が支援する名門レーシングチーム「Audi Team Hitotsuyama」(静岡県富士市、チーム代表:一ツ山 亮次、以下、Team Hitotsuyama)は、2021年11月6日(土)から7日(日)、栃木県のツインリンクもてぎで開催されたSUPER GT第7戦「AUTOBACS SUPER GT Round 7 MOTEGI GT 300km RACE」にて、レースアナリティックスを駆使した完璧なレース戦略により優勝を果たしました。
グランバレイは、2017年よりSUPER GT GT300クラスに参戦するTeam Hitotsuyamaのデータ分析パートナーとして参加。Team Hitotsuyamaが参戦するさまざまなレース活動に対し、ラップタイム分析を基にしたレース戦略のアドバイス、車両走行データとオンボード映像の解析など、1/100秒を競うプロレースの世界で優勝に導くためのITによるデータ分析支援を行っています。
11月6日快晴のなか行われた予選。Q1では川端 伸太朗選手(以下、川端選手)、Q2では篠原 拓朗選手(以下、篠原選手)が担当、両選手が素晴らしいアタックを見せ、決勝5番手の好位置となりました。
翌11月7日、秋晴れのなか午後1時から決勝レースが行われ、前半を担当する川端選手は、しっかりとスタートを決めて5番手のポジションを守ります。
そして、28周に早々とピットイン。川端選手から篠原選手に交代、チームはピット時間が短いリヤタイヤ2本のみ交換のレース戦略をとりコースに送り出します。そして、篠原選手は、2位までポジションを上げていきます。
この時点で、グランバレイが提供するラップタイム分析では、前を走る他のマシンがドライバー交代をしていないことから、トップのポジションになることを早々とデータから予想し、チーム監督やエンジニアに提示します。そして38週を終え、全車両がドライバー交代を果たしたことで、名実ともにトップに躍り出るとそのまま独走しチェッカーフラグを受けました。Team Hitotsuyamaは、昨年の第6戦鈴鹿以来の優勝を手にしました。
Team Hitotsuyamaの一ツ山 亮次代表は次のように述べています。
「今シーズンはポイントが獲得できないつらいレースが続いていました。良い部分が見えつつもどこか歯車が噛み合わず、シーズンを諦めかけたこともありました。それだけにこの優勝は昨年の優勝以上に嬉しい想いです。
今回の最大の勝因はピットインするタイミングと、その作業の速さにありました。どのタイミングでピットインをしようかと前後のライバルの様子を窺っていましたが、前のライバルがピットに入ったことをきっかけに、こちらも次の周にはドライバーを呼び込みました。ラップタイム分析の結果を見ても『ここでピットインをすればポジションを逆転できるであろう』ことは、データからも予想できていたので、このチャンスを活かせたことが本当に大きかったと感じています。
今回の優勝でチームのモチベーションは一気に高まりました。最終戦もこの調子で良い結果を残したいと思います。引き続き、応援をよろしくお願いいたします」
グランバレイ「モータースポーツアナリティクス」の取り組み
グランバレイは将来のITのために、研究開発の一つとして「モータースポーツアナリティクス」に取り組んでいます。弊社が長年蓄積をしたデータの可視化技術をモータースポーツ分野に応用。ラップタイム分析を基にしたレース戦略のアドバイス、車両走行データとオンボード映像の解析などレースアナリティクスを通じて、1/100秒を競うプロレースの世界で優勝に導くためのITによるデータ分析支援を行っています。グランバレイは、新たな「Sports Tech」ソリューションの開発を目指しています。
レースアナリティックスの取り組みについては、以下のURLをご覧ください。
www.granvalley.co.jp/about/about_race_analytics
【グランバレイ株式会社について】
グランバレイは、顧客視点とベンダーニュートラルな立場で、AI(人工知能)や機械学習、データ分析を通してお客様が直面する課題を解決する「データ×経営のプロフェッショナル」集団です。ERPやCRM、センサーから生成されるビッグデータなど、さまざまなデータから集約した「Data Sources」から、「Analytics」「AI(人工知能)」を駆使し、ビジネス上の隠れた法則や未知の知見を発見し照らし出します。私たちは、データ×経営のコンサルティングを通して、データ駆動型の経営変革と経営改善を実現します。
詳しくは、こちらをご覧ください。
【Audi Team Hitotsuyamaについて】
1990年にHITOTSUYAMA RACINGとして全日本ツーリングカー選手権に初参戦。その後、全日本GT選手権(現SUPER GT)、全日本スポーツカー耐久選手権(Japan Le Mans Challenge)を経て、2009年からSUPER GTに戻ると同時に、Asia Le Mans SeriesやGTアジアにも参戦します。2011年、レース車両をAudi R8 LMSに変更、スーパー耐久ST-Xクラスでシリーズチャンピオンを獲得するなど、華々しい戦歴を残す。2014年からは、アウディジャパン株式会社とパートナー契約を結び、アウディスポーツの支援を受け、SUPER GTでのチーム名をAudi Team Hitotsuyamaとし、2019年よりTCRジャパンにも参戦。現在に至る。
詳しくは、こちらをご覧ください。
【報道発表に関するお問い合わせ先】
グランバレイ株式会社 マーケティング
TEL :03-3230-1133
※記載された会社名・製品名は、各社の登録商標または商標です。