グランバレイ株式会社(東京都千代田区、代表取締役:大谷 泰宏 以下、グランバレイ)がサポートする富田 竜一郎選手(以下、富田選手)は、2020年9月26日、オランダのザントフルートで開催されたGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ/スプリントカップのレース1において、初優勝したことをお知らせします。
グランバレイは、2016年SUPER GTに参戦する Audi Team Hitotsuyamaとデータ分析パートナーとしてスポンサー契約を締結。ラップタイム分析を基にしたレース戦略へのアドバイス、車両走行データとオンボード映像の解析などモータースポーツアナリティクスを通じて、レース戦略の支援をしております。
富田選手は、2018年からAudi Team HitotsuyamaのドライバーとしてSUPER GTのGT300クラスに参戦。さらに、2019年には、WTCR世界ツーリングカーカップにもスポット参戦を果たしました。この参戦で、富田選手は、世界との戦い、そして“世界の壁”を意識するようになりました。
そして今年、Audi Team Hitotsuyamaは、GT300参戦にあたって長年提携関係にある W Racing Team (以下、WRT)と協議をした結果、富田選手がGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ スプリントカップに対してフル参戦することが決まりました。弊社も、富田選手の新たな挑戦とその想いに賛同しサポートを決定。現在に至ります。
2020年9月26日、オランダのザントフルートにてGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ/スプリントカップのレース1が開催されました。当日、スタート前に雨が降り出す中、スタートドライバーを務めた富田選手は、コンディションを見ながらレインタイヤを指定。3番手でスタートした富田選手は、ウィットコンディションが続くコースにその選択が功を奏し、スリックを履いた他チームをかわし、トップでファン・デル・リンデ選手(以下、ファン選手)と交代しました。ファン選手は、きっちりと首位を守り、30秒の大差をつけトップでゴール。WRTの富田/ファン・デル・リンデ組が見事優勝を飾りました。
富田選手は次のように優勝の喜びを語りました。
「率直に、まだ少し信じられない気持ちです。グランバレイさんとパートナーシップを結ばせていただいてから早4年、なかなか勝利に届かない苦しいシーズンを送ってきていました。ですが、その年月があったからこそ今日の勝利があったと思っています。今回の勝利の決め手となったタイヤ選択ですが、スタート前に思い起こしたのは昨年までグランバレイさんと共に参戦していたSUPERGTの菅生ラウンドのこと。今回と同様タイヤ選択に悩むシチュエーションでした。
その際にウェットを選択して素晴らしいレースを展開できたことを思いだし、グランバレイさんのレース分析とHitotsuyama Racingで得た経験から自分の直感を信じ、タイヤ選択ができたことが今回の勝利の一番大きな要因だと思います。本当に長い間お待たせしてしまいましたが、サポートしてくださる全ての皆様に優勝をお届けできたことを心から嬉しく思っています。次戦のバルセロナもさらによいリザルトを得られるよう頑張りますので、応援宜しくお願い致します」
グランバレイ「モータースポーツアナリティクス」の取り組み
グランバレイは将来のITのために、研究開発の一つとして「モータースポーツアナリティクス」に取り組んでいます。弊社が長年蓄積をしたデータの可視化技術をモータースポーツ分野に応用。ラップタイム分析を基にしたレース戦略へのアドバイス、車両走行データとオンボード映像の解析などモータースポーツアナリティクスを通じて、1/100秒を競うプロレースの世界でチームを優勝に導くための支援を行っており、新たな「Sports Tech」ソリューションの開発を目指しています。
グランバレイの取り組みについては、以下のURLをご覧ください。
www.granvalley.co.jp/about/about_race_analytics
モータースポーツアナリティクスで弊社データスペシャリストが活躍しております。データ活用が企業の競争力を高める、重要なデータスペシャリストになるためのキャンペーンも実施しております。詳細は以下のURLでご覧いただけます。
www.granvalley.co.jp/recruit_campaign_detaspecialist
【富田 竜一郎選手について】
1988年生まれ、21歳で自動車免許取得後、2013年 25歳のとき父親の勧めで日産GT-Rによるワンメイクレースにてレース活動をスタート。同年スーパー耐久シリーズに参戦を果たし、翌2014年には国内最高峰の自動車レースの一つである「SUPER GT」にデビュー。2015年、「Team GAINER」に移籍後、第2戦富士で優勝。その年は3度の表彰台に立つなど活躍。2018年より「Audi Team Hitotsuyama」に移籍。2020年よりヨーロッパで名門WRTのドライバーとしてGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ スプリントに挑戦中。20代半ばからレースキャリアスタートと非常に経験が浅い中、着実にミスなく結果を残している点で、近年あまり見ないタイプのドライバーであると各方面から注目されている。
公式Instagram: https://www.instagram.com/ryu1ro1028/
公式Twitter: https://twitter.com/ryu1ro_tomita
【グランバレイ株式会社について】
グランバレイは、顧客視点とベンダーニュートラルな立場で、AI(人工知能)や機械学習、データ分析を通してお客様が直面する課題を解決する「データ利活用のプロフェッショナル集団」です。ERPやCRM、センサー等のIoTなどのさまざまなデータから集約した「Data Sources」から、「Analytics」「AI(人工知能)」を駆使し、ビジネス上の隠れた法則や未知の知見を発見し照らし出します。こうしたデータ利活用のコンサルティングを通して、データ駆動型の経営変革と経営改善を実現します。
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