2020年以降、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大で、これまでの常識が変化。さまざまな分野、領域で導入された新たなシステムがこれまでにないデータを生み出します。これらのデータを基に、常に最新のデータを入手できることが重要です。つまり、データ配信のための効率的なデータパイプラインを構築し、データを動かし続けることがビジネスの原動力となりえます。
しかしながら、今のデータが常に変化しているサイロ化したソースシステムからデータを解放するには多くの課題があります。特にメインフレームやSAPなどのレガシーシステムではその傾向が顕著です。
また、それと同じくらい重要なのが、「データがどのように利用されるかを考慮すること」です。
現在のシステムは、クラウドの利点を活かしながらクラウド上で運用されています。
このような中、データ活用において、「データ利用者は誰でしょうか?」「そしてデータ利用者はどのようにデータを見つけるのでしょうか?」これらの質問に答えられるようにしておく必要があります。
もし、データを素早く取り込めなければ、データ利用者に良い体験を提供することはできません。
これらの検討事項をすべてカバーするのはQlikです。Qlik社のデータ統合プラットフォーム(Open End-to-End Platform)は、生データを分析可能なデータに変換し、それを安全かつ管理された方法で全社規模でビジネスに活用できるようにします。
Qlikのデータ統合プラットフォームは、インテリジェントな分析データ・パイプラインを自動で構築することができます。このプラットフォームには、CDC(Change Data Capture)などのスマート機能が搭載されており、手作業の負担を軽減し、より効率的にデータをモデリングすることができます。さらにクラウド、データウェアハウス、データレイクのいずれにあっても、データは常に最新の状態に保たれます。
また、それらデータをカタログ化することも可能です。カタログ化をすることでデータ利用者が自分で必要なデータを選定・選択できるようになります。
これらのデータをもとにデータ利用者は、自分が利用する任意のBIツールで分析し、新たな洞察を得ることができるようになります。さらに、Qlik社のデータ統合プラットフォームとデータアナリティックスを組み合わせることで、手作業にかかる時間と労力を節約し、その時間をより高いビジネス価値向上の仕事に集中できるようにします。
データ統合のワークフローの改善
Qlik社は、データ統合のワークフロー改善を図る製品を提供しています。Qlik Replicateは、管理対象のデータセットを自動的にQlik Catalogに登録するようになり、CDCを介して常にリアルタイムで最新の状態に保ちます。
Qlik SenseでQlikレプリケート環境を監視する
2021年1月以降、Qlikデータ統合プラットフォームを購入した全ての新規顧客は、Qlik Sense Enterprise SaaSライセンスを利用して、クラウドアナリティクスを始めることができます。さらに、お客様がすぐに始められるように、Qlik社で無料テンプレートアプリを開発し提供をしています。
この中には、Qlik SenseでQlik Enterprise Manager環境を監視して、過去のトレンド分析、パフォーマンス管理キャパシティプランニング、サーバーサイジングを行うことができるQlik Senseアプリケーションが含まれています。
※ Qlik、QlikView、Qlik Sense、NPrinting、QlikTechは、QlikTech International ABの商標または登録商標です。
※ その他の会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
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