GRANVALLEY

ブログBlog

Qlik製品に「地理空間分析」を付加するQlik GeoAnalytics

公開日 2017年8月21日    最終更新日 2020年3月12日

「地理空間分析」を可能にする GeoAnalytics

「地理空間分析」とは、公共交通機関の利用調査、住宅・土地統計調査などのオープンデータや新店舗の出店先や自社内の会員データなどを利用し、クラスタリングやヒートマップなど、さまざまな条件を的確に地図上で視覚化する分析方法。
Qlik製品に「地理空間分析」を実現する「Qlik GeoAnalytics
弊社 Qlik GeoAnalyticsの地理空間分析機能と表現可能なレイヤーに関してご紹介します。

Qlik GeoAnalyticsでは緯度経度の情報がなくとも、項目名だけで自動的に位置情報をマッピングすることが可能です。
例えば下記のような「City」と「Sales」だけのテーブルを Qlik Sense に取り込みます。

City

Sales

Aachen

11665.08

Albuquerque

69.1

Albuquerque

80.352

Albuquerque

282.24

Albuquerque

312.4

Albuquerque

529.5

Albuquerque

574.5

Albuquerque

1200.6

Anchorage

267.75

Anchorage

285

Barcelona

32.45

Barcelona

45.6

Barcelona

63.55

Barcelona

65.6

Barcelona

127.5

Barcelona

181.45

Barcelona

233.24

Barcelona

1818.2

Barquisimeto

28.35

Barquisimeto

34.98

次に、GeoAnalyticsをインストールすると、8つのエクステンションが追加されます。

その中から、「GeoAnalytics Map」をドラッグアンドドロップすると、地図が表示されます。

地図による分析結果の可視化

この地図の上にSalesの値をCityごとに円の大きさで表現したいと思います。

次に「Bubble Layer」をエクステンションからドラッグアンドドロップし「ID」にCity、「Location,Size」にCity、Sum(Sales)を追加します。

以上の手順で上図のようにマッピングすることができました。また項目名は英語だけでなく日本語にも対応しており、「日本」や「東京」でも正しくマッピングすることができました。

地図上に表現できるレイヤーの種類

次にGeoAnalyticsで作成可能なレイヤーを紹介します。

エリヤレイヤー

市町村や地域などエリアごとに表示します。

バブルレイヤー

点や図形をプロットします。

ラインレイヤー

通過経路などを表示できます。

ヒートマップレイヤー

地図上にヒートマップを表示します。

チャートレイヤー

円グラフや棒グラフをプロットすることができます。

上で紹介したチャートを重ねて表現することも可能です。

Qlik製品に上に、地理空間分析が実現できるQlik GeoAnalytics。この機会にぜひ一度お試しください。

※ Qlik、QlikView、Qlik Sense、NPrinting、QlikTech は、QlikTech International AB の商標または登録商標です。
※ Microsoft、MS、Windows、Windows Server、Windows Vista、Excel、AccessおよびPowerPointは、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
※ Windows の正式名称は、Microsoft Windows Operating System です。
※ その他の会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
※ 記事の内容は記事公開時点での情報です。閲覧頂いた時点では異なる可能性がございます。