これまで異常値については、現場の勘で検知を行ってきました。例えば、売上の減少、製造ラインの歩留まり率低下、社員のパフォーマンスの減少などを発見し、あるいは事前に検知し対応ができたのは、これまで現場で数多くの経験を経て得られた方による知見と長年の勘によるものでした。しかし、それではあまりに属人化してしまうことから、ここ10年ほど企業はBusiness Intelligence(BI)を活用してきました。異常値を事前に定義し、それに抵触する際にアラートを出すことで対応を行うことで、以前よりも状況の把握は容易になってきています。しかし、BIでは未定義の異常値はアラートに上がってきません。そんなとき、Sodaがお役に立ちます!
Sodaは、お客様の持つ様々なデータから異常値を自動的に検出するとともに、それをフィードバックするサービスです。また、他のお客様のデータと比べた結果を得ることができますので、より多角的に異常値を見つけることができます。
異常値発見 AI サービス Soda で、できること
お持ちのデータをSodaに投入して下さい。数学的・統計的、あるいはその他の手法に基づき、他とは傾向の異なる値を見つけ出し、異常値を表示します。
他社のデータや外部指標との値の比較をすることができます。気になる他社や指標との比較により今までにない施策を思いつけるかもしれません。
「何かおかしいところはないか」「●●会社の情報出して」など、日常の単語を投げかけることで内部のAIシステムがそれを認識し回答を返します。
※2020年現在、Sodaでは会計データの投入と解析、比較等が可能となっています。(今後順次拡張予定)
異常値発見 AI サービス Soda のメリット
クラウドベースなので、誰でもどこからでも確認可能
自然言語による対応で、確認したいデータを参照可能
それぞれの分野の専門家レベルの分析を内側に搭載
即時の分析と結果表示。専門家への依頼で掛かる時間・費用よりも大幅に短縮可能
他会社のデータを保持。会計データの場合は東証一部上場企業の有報データをすべて保持
異常値発見 AI サービス Soda 機能一覧
データ投入・保持 | 自社データの投入 (貸借対照表、損益計算書) 東証一部上場企業のデータ保持 各種経済指標等、比較対象データ保持 |
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データ解析 | 他社との比較による異常値の解析 |
結果表示・応答 | 自然言語による応答 過去の質問内容の記憶と応答内容への反映 取得結果の一覧表示(ユーザーが投入した他社データは閲覧不可) |
システム全般 | ユーザー管理 自社情報の保持 |
異常値発見 AI サービス Soda 機能拡張予定
- 会計士による監修、要注意点のピックアップ
- 競合他社(最大10社程度)と自社の経営状況を比較する機能
- 企業ごとの計上する科目名の表記揺れ等に関する名寄せ機能(機械学習を用いた自然言語処理)
- 画面表示改善、見やすい見た目、分かりやすい表示の実施
- 会計以外のデータ投入機能追加
その他、多数項目にて、今後機能拡張を予定しています。ご期待ください!
Soda パイロットプログラム参加募集
グランバレイは、異常値発見サービス Soda の導入にご協力いただける企業様を募集しています。お申し込みいただきますと、パイロット期間中無料でSodaをご利用いただけます。人工知能を活用した本サービスで御社の課題を解決してください。